当社にて働くインターン生の活動についてご紹介いたします。
今回ご紹介するのは、大学3年生から1年間インターン1期生にて活躍された、鈴鹿さんです。
【インターン紹介】
「 ”100年企業” にバトンを繋ぎたい。」学生時代から経営者になることを志し、選択したCenturioのインターン。Centurioで得た「経営者視点」のスキルとマインド
ご本人について
鈴鹿彩貴さん
横浜国立大学 経営学部 4年生
家業は、創業60年続くアパレルメーカー(祖父が創業、現在社長が父)
家業を継ぎ経営者になることを見据えて、大学2年生から様々な会社でインターンを開始。
3年生4月より、当社にて長期インターンを開始。
| Centurioインターン参加のきっかけ
創業60年続く家業の一人娘として生まれ、中学生の時から家業を継ぐことは決めており、将来を見据えて高校・大学の進路も決めてきました。
継ぐことを決めてはいたものの、現実味が増すごとに、漠然とした不安を感じ始めてきました。
これまで様々なコンテストにチャレンジし、中高校生時に「国税庁長官賞」や「警察庁長官賞」を受賞し、また、「未来のビジネスに関するプレゼンテーションコンテスト」や、大学生時の「横浜国立大学ビジネスプランコンテスト」では優勝をすることができました。
そこで、「人」にアプローチするやりがいと、日頃から様々なことにアンテナを張り探究心を持って生活するなかで、ビジネスの面白さをより実感していました。
さらに、ビジネスシーンでも通用する多種多様な思考回路を身につけたいと考えるようになり、「戦略的なビジネスプランニングを学びたい」という思いが大きくなりました。
このようなタイミングの大学3年生の始まりに、Centurioの役員・木村さんとの出会いがありました。
「社会で活躍できる人材になりたい」とお話しをしたなかで、Centurioでは「決断と実践のアクションのサイクルの中で、更なる成長ができそう」と感じ、それから1年間、Centurioでインターンとして参加しました。
| インターンの仕事内容
インターン期間中は、戦略コンサルティングにおけるクライアントのマーケットリサーチを行い、大手企業の案件を幾つかご支援させてもらいました。
なかには、新規事業のアイディエーションに向けたご提案等にも携わらせて頂きました。
業務を行う中で、パワーポイント資料の作成やフレームワーク設計など、自身の苦手分野も明るみになり、課題に対する練習・指導も沢山頂くことができました。
一方、Centurioの戦略コンサルティングに関する仕事のお手伝いのほか、
家業の営業活動や商談会なども、私が継ぐことを見据えた上で、経営者目線でのアドバイスを行ってくれました。
| 本インターンで学んだこと
実際のビジネスでは当たり前ですが、今までとは違う思考方法が必要になり、考える力が鍛えられたと思います。
中長期の視点を持つことが習慣化できたことで、「視野を広く持つ」ということの意味を、以前より解像度高く捉えられるようになりました。
メンターの木村さんの思考法を間近でみさせてもらっているなかで、課題に感じていた自身の思考力について、何度も学びの機会を得ることができました。
本インターンを経てどんなことに活かせそうですか?また、自身のキャリアや人生観に変化がありましたか?
大学3年生になり就活を始めようとした時に、このままでいいのか、家業の「メイドインジャパン」を守ること、工場の維持と業界の繁栄を担うことへの不安、家業を継ぐこと、引いては社員・社員の家族の人生を背負うことへの不安などを感じる日々を過ごしていました。
Centurioで働く中で、リアルな会社の実情を知れましたし、また「経営者になるためには何が必要なのか」「経営者はどんな視点でいるのか」などを知れたことは価値としてとても大きいです。
「家業を継ぐ」と決めていたものの、でも現実味が増してきて不安があった状態から、何を不安視していたのか、課題も明確になりました。
経営者として、いま私が必要なこと、やるべきことが分かり、またそれに対して、経営者の練習をCenturioの経営陣みなさんがサポートして下さり、間近でたくさん学ばせてもらいました。
例えば、今までは大事だと思いながら踏み込みきれていなかった家業の財務分析を行ったことで、数年後をリアルにイメージすることができ、いつまでに私が何を勉強しておくべきかなども明確になりました。
また、木村さんとの対話を通して、Centurioでインターンをしてからは、
「家業がある家は限られている。仮にやりたいと思っても誰もができることではない。人生にはいろいろな選択肢があるが、その中でチャンスがあるなら、そのチャンスはとるべきだ。」と感じるようになりました。
社会の中で自分にしかできないこと、自分の使命は何か?と考えたとき、
「家業を継ぐというのは、大事な役割だ。自分にしかできないことである。」と思い、今では、会社を経営していくことに、大きな期待を持っています。
ひとえに、私の活動を応援してくださり、毎週定例の時間を設けて頂いた社長の立花さん、役員の木村さん、郭さんのおかげです。
ここでの経験は、今後の人生において、自分を助けてくれるであろう思考の土台になると思います。今の自分には足りていなかった部分にも多く気づかせてもらったので、強みの「明るく前向き」というマインドセットを持ちながら、社会で活躍する人材に成長したいです。
| Centurioの社員や会社の雰囲気について感じたこと
優秀な方々の集まりなので、仕事できる人と面白い人は表裏一体なのだと感じました。みんなが一丸となっている印象がとても強いです。
また、みなさん大きな成果の裏側にとても努力をしてきた方々なので、努力してる人に手を差し伸べてくれます。
とにかく、人ファースト、クライアントファースト、世の中ファースト。
様々な大人、社会人の方がいると思いますが、Centurioのみなさんと過ごす中で、私もみなさんのような素敵な大人になりたい。と強く思うようになりました。
本当にいい会社と巡り合うことができたことに感謝しています。
| インターン中での、印象深い出来事
「考え方を考えたほうがいいよ」
いきなり作業に入るのではなく、作業に入る前にどう考えるか/どう進めるかの手順を考えよう。とメンターの木村さんに教えていただきました。
手順を考えた段階で合意をとってから作業に入ることで、無駄な作業をせずに済むからです。
このように事前に手順を考えることで、作業の全体像を掴むことができるようになる、と教えていただいてから、日々研鑽しているところです。
考え方が洗練されればされるほど、会社の繫栄にもつながる、と実感しました。
| 今後の展望や目標
私は、家業である創業60年続く日本製にこだわったアパレルメーカーであることから、アパレル品国産比率が2%を切っている現状下、「日本製」を守りたいです。
多種多様な製品で溢れる国際市場でうまく差別化するには、顧客起点の発想や、生活者の視点に立ったマーケティング戦略やブランドによる力が必要だと思います。
今後、成長し続ける家業にするためにも、「メイドインジャパン」が、いかに素晴らしいか、国内問わず実感してもらえるような商品作りに努めていきたいです。
そして、先代が守ってくれた「高品質な日本製」を守り、一国民として日本に貢献できるよう果敢に挑戦していきます。
日本産業の繁栄の責務、人々の幸せを願って毎日精進したいと強く思っています。
「100年企業」にしていきたい。
自分が出来る一番の親孝行だと思っています。
| さいごに、インターンに興味を持っている学生に向けて
インターン期間でやる仕事を通じて、自分が楽しいと思う仕事、好きだと感じる仕事は何かを探してみてください。
一方で、好きになれない仕事内容は何かも、自分なりに言葉にしておくといいです。
最後に、Centurioは、個人の意見を尊重する風土がある職場であるため、インターン生の意見を聞いて頂ける機会が沢山あります。
素敵なフィードバックが返ってくるので、ぜひ自分なりの考えを発してみてください。
私はCenturioでインターンをして、知れた世界が大きすぎて、そして手に入れたマインドも図り知ることができません。
ここでの経験がなかったら・・・と想像すると、恐ろしいほどです。
働くことができて本当に良かったです。
人生たくさんの選択があるなかで、今後はいつだって挑戦するほうを選びます。これは働いて得た価値観の1つです。
[失敗/成功]を決めるには早すぎる、1つ1つスモールスタートで挑戦し続けたいです!
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当社では老若男女問わず、社会に希望を与えたいという強い志を持つ方と共に、事業展開をしていきたいと考えています。
ご興味ございます方からのご連絡をお待ちしております。
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