虐待された経験のある若者達のドキュメンタリー映画を作りたい
そんな思いから、当社のソーシャルコントリビューション事業 顧問の山本が、このたび映画監督として作品作りにチャレンジをします!
本作品を通して伝えたいメッセージは、「虐待は大人になって終わりじゃない」ということです。
監督である山本自身、生後4か月でネグレクト(育児放棄)が原因で保護され、乳児院、児童養護施設、自立援助ホームで19歳まで養育を受け、育ちました。
現在は、同じ境遇の若者達を支援する任意団体ACHAプロジェクトを創設し代表を務めています。
社会的養護経験者や施設職員のメンタルケアの拡充を目的とした署名4.7万筆を田村厚生労働大臣に提出し政策提言を行うなど、日々さまざまな活動に注力しています。
またこれらの活動により2022年度、公益財団法人 日本ユースリーダー協会 主催の「若者力大賞」にて、「ユースリーダー賞」を受賞しております。
参考URL https://www.youthleader.or.jp/
近年、虐待相談件数は増加しており、虐待死の悲しいニュースも報道され続けています。
誰かの命が失われた時、そこに大きくスポットライトが当てられますが、
虐待を逃れ生き延びた子のその後の人生を想像したことはあるでしょうか?
虐待が発覚し施設で育つ子ども達、虐待をされ続けても保護されることがなく大人になる子達も居ます。
保護はされてもその制度の中で、虐待やイジメを経験する子達もいます。
そんな子ども達が大人になった人生とは・・・。
このたび手掛ける作品「REAL VOICE」は、虐待された経験のある全国の若者達の声を集めたドキュメンタリー映画です。
生後 4 か月から乳児院、児童養護施設、自立援助ホームで育った山本が監督を務めることで、同じ境遇を経験した仲間でもある監督との信頼関係を軸にしか描けないドキュメンタリー映画を目指します。
山本が、日本全国 450 名の虐待された経験のある若者達との繋がりの中で、その関わりから、触れた心の叫びを、北海道から沖縄まで全国の声を収録するために日本一周し、リアルな姿を作品を通じて届けます。
メインストーリーでは、児童養護施設出身の 5 人の女の子の生きる姿、葛藤に迫ります。虐待を生き延びた若者達の葛藤を描いていく予定です。
劇中では、以下の方々にも触れていきます。
●日本各地の一時保護所、児童養護施設、里親、自立援助ホーム、
自立支援施設などの社会的養護経験者の方々
●日本各地の保護されるべき環境に居たが、保護されず大人になった方々
●日本各地の児童養護施設、自立援助ホームで働く方々
●日本各地の里親をされている方々
●日本各地の支援活動をされている方々
●虐待に関心があり応援したいと考えてくださっている方々
また本映画の製作に向け、クラウドファンディングを開始しています!
今回監督を務める山本からの映画製作におけるメッセージです。
ーーーーーー
より深く若者達と関わる中で沢山の生きずらさに直面しながらも、懸命に生きる姿を見てきました。
当事者として、多くの人に「虐待の恐ろしさを知って欲しい」そんな思いがあります。
映画でメイン出演してくれる子達は特に関係の深い子達を選びました。
同じ境遇の仲間として、支援者と対象者としての信頼関係のうえでしか撮影できない作品を目指します。
虐待されていた子どももやがては大人になります。
どんな理不尽も過去となり、世の中にはもう「解決した」「終わったこと」として扱われ生きていかなければならない現実がそこにはあります。
私達を「助けてほしい」のではなく、同じことをもう「繰り返されない」で欲しいそんな願いがあります。
力強く生き延び、声を発信することを選んでくれた多くの子達の勇気がどうか多くの人の心に届きますように、応援よろしくお願い致します。
ーーーーーー
本プロジェクトについて、4月24日(日)今朝の 毎日新聞 に山本のインタビュー取材記事も掲載されております。
「大人になって終わりじゃない」虐待の実態を描く映画 撮影資金募る
(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20220422/k00/00m/040/086000c
当社も、本プロジェクト支援を行っております。
ご興味あります方はぜひプロジェクト支援ページをのぞいてみてください!
▼クラウドファンディングの支援はこちら
・プロジェクトページ:https://camp-fire.jp/projects/view/574891
・支援金 :500円より
・期間 :5月末まで。200万円を目標にしています。
なお200万円を超える沢山のご支援があるほど、世界の映画祭への応募や日本中での映画上映が可能になるので嬉しいです。
金銭面的な部分だけでなく、多くの人に認知してもらうことも目的としています。
・資金の使い道:
➀全国に撮影に行くための資金
➁映画祭への応募のための資金
➂広く認知してもらうための広報資金
➃映画館で上映するための資金
⑤CAMPFIREクラウドファンディング手数料
・スケジュール
2022 年3月~12月 日本各地撮影
2022 年 4月 1日~5月31日 クラウドファンディング実施
2023 年 1月~3月 編集
2023 年4月 試写会、映画祭に出品、映画館上映、Amazon プライムなどで配信
本内容におけるお問合せはこちら
■Centurio Group
mail:info@centurio.co.jp